アシブトハエトリ♀(ハエトリグモ科)

アシブトハエトリ♀Pancorius crassipes (Karsch 1881)/足太蝿虎蜘蛛
日本最大のハエトリグモ。西日本に分布する。c0034881_2354253.jpg
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(2005.04.03福岡市西区能古島のスギ林)

スギの樹皮下に多数。逆に他種は殆ど発見出来ず!面白いもので、21日のマツ林では、エビグモの一種とミスジハエトリが多かった。
昼過ぎ、雨が上がり薄日が射してきたので船に乗ったのだが、再び不安定になり雷雨までも!
普段は採集はしないのだが今日だけは仕方がない。それにしても大量に捕れた!(杉の根元の樹皮下に集団で越冬)  関東地区の愛好者に分けて差し上げたい位。(笑)

《疑問》①杉の根元の樹皮下を好むのか? ②集団で越冬する事を好むのか?
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# by nephila1 | 2005-04-03 00:00 | クモ目

コアシダカグモ幼体(アシダカグモ科)

Sinopoda forcipata (Karsch 1881) コアシダカグモとしておこう。いや、Sinopoda sp.かな?
(2005.04.03福岡市西区能古島のスギ林[樹皮下])
《2005.05.27訂正追記》みるかし姫さんのご教示により、"コアシダカグモ幼体"を"アシダカグモ?幼体"に変更。
理由は3点。①九州だと屋外にもアシダカがいる可能性があること、②腹部後端の逆三角斑は、変異が大きく、Heteropoda属とSinopoda属を区別する決め手とするには注意を要すること、③コアシダカには無い頭胸部前縁の白い毛の存在。《以上、追記》

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①野外採集であること。②トレードマークである腹部後端の逆三角白斑の存在(アングルが悪く見難い上に色調も淡く黄色でないがーーー)
ただしトレードマークの一つである腹部の斑点はない。不安な一点である。
Sinopoda属は8種も居るが違いがさっぱり判らない。昭和40年代は簡単だった。Heteropoda属は3種(アシダカ、コアシダカ[Sinopoda属に転属]、トカラアシダカ)だったから~。(笑) わざわざ吐喝羅列島まで採集にも行った。
《恐怖》採集のさなか近くで落雷:志摩町の海岸にも落雷した模様→サーファー5名が重軽傷。
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上と同一個体。保護色に夕陽が当たり、非常に見難い。
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# by nephila1 | 2005-04-03 00:00 | クモ目

キクヅキコモリグモ(コモリグモ科)

キクヅキコモリグモ?Pardosa pseudoannulata (Bösenberg et Strand 1906)
(2005.03.22福岡市西区元浜[植樹用育苗地])
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通常は観察中心で捕獲しないのですが、育苗地の整地作業中だったので捕獲後撮影。背甲の模様斑紋がはっきりしている。
本日、モンシロチョウとメスグロヒョウモンの初見。
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# by nephila1 | 2005-03-22 00:00 | クモ目

エビグモ属?の一種(エビグモ科)

エビグモ属?の一種Philodromus sp. c0034881_7522547.jpg
(2005.03.21福岡市西区九大農学部早良演習林)
体長は約10mm。マツの樹皮下に多い。
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# by nephila1 | 2005-03-21 00:00 | クモ目

クロチャケムリグモ?(ワシグモ科)

クロチャケムリグモ?(ワシグモ科) 落葉の間や地表を歩きまわるクモの仲間ではもっとも普通種。分布は本州から九州まで。(2005.02.22福岡市西区九大早良演習林)
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今日の昼間は非常に温かかった。20~21日の厳しい寒さと雪から一転、すっかり春の陽気。演習林の林床には無数のコモリグモがーー。
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# by nephila1 | 2005-02-22 00:00 | クモ目

生の松原海岸森林公園(福岡市)

2005.02.12生の松原海岸森林公園(福岡市)
博多湾岸に拡がる九大農学部早良演習林の一部が福岡市の公園として市民に開放された。当然、松の純林であるが、照葉樹の侵入も一部にはある。今後どのような生物が観察できるか楽しみである。《生の松原海岸森林公園/九大演習林への地図》。
エビグモ属Philodromus?(エビグモ科)、またはトラフカニグモ属Tmarus?(カニグモ科)/ 松の樹皮下に多数棲息(越冬)。c0034881_14503418.jpg
アオズムカデ(オオムカデ科)c0034881_14504574.jpg
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# by nephila1 | 2005-02-13 00:00 | 観察サイト

日本の蜘蛛学発祥の地/佐賀県湯の原(ゆのはる)地区

佐賀県佐賀郡富士町大字上熊川字湯の原 2005.02.06(Sun)
熊の川温泉は富士町湯の原地区にある。嘉瀬川北より温泉街・ゴルフ場を望む。
[key word; 湯の原/ゆのはる/ゆのはま(誤読/錯誤)]  《湯の原への地図》 c0034881_1658821.jpg

日本のクモ学を切り開いた[日本のクモ](Bösenberg et Strand,1906/明39)に記載された標本の多くが佐賀にて採集された。東京医大解剖学教授デーニッツは、一時、佐賀に移り住み多くのクモを採集し、本国ドイツに送ったそうである。大著[日本のクモ]はこれらの標本を中心にして、ベーゼンベルグとストランドによって書かれた。
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湯の原(ゆのはる)より嘉瀬川沿いの町並を望む。(上の画像とは向きが逆:ゴルフ場側より)
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因みに、"湯の原"の名前を冠したクモは、ユノハマイソウロウグモ(syn.⇒アカ)、同ヒメグモ、同サラグモ、同ドヨウグモ(⇒メガネ)、同ゴミグモ(⇒ヨツデ)、同ハナグモ(syn.⇒コ)の6種であったが、整理改称されて、現在ではヒメグモとサラグモの2種のみ。([日本産クモ類目録Ver.2004R2/谷 川 明 男]より検索)
《湯の原への地図》
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# by nephila1 | 2005-02-06 00:00 | 観察サイト

樫原湿原 ~佐賀県七山村~

樫原(かしばる)湿原 ~佐賀県東松浦郡七山村大字池原字樫原~ 2005.02.06(Sun)
佐賀県自然環境保全地域特別地区 標高590mc0034881_17342619.jpg
雪に覆われ静まり返る樫原湿原。さすがに、植物も昆虫も何もーーー。  c0034881_17343996.jpg
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樫原湿原への地図
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# by nephila1 | 2005-02-06 00:00 | 観察サイト

【参考】 トゲゴミグモ(コガネグモ科)

c0034881_630437.jpgトゲゴミグモ Cyclosa mulmeinensis (Thorell 1887)/沖縄:渡嘉敷島2005.01.30

マルゴミグモに対し"ゴミの命名は可哀相!"との感想あり。見渡してみると同様の例はトゲゴミグモでもっ!両種は良く似ているが、トゲグモには腹肩部にトゲがある事より容易に鑑別できる(佐賀福岡ではありませんが、感想が寄せられたので提示。)
体長♀3.5~5mm、♂2.6~3.2mm。熱帯域では普通種。樹間や構築物に塵の隠れ帯を付けた垂直円網を張りその中に遷座する。分布:南西諸島。 
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# by nephila1 | 2005-01-30 00:00 | クモ目

【参考】 チャスジハエトリ(ハエトリグモ科)♀

チャスジハエトリ(ハエトリグモ科)Plexippus paykulli/2005.01.29沖縄県渡嘉敷島
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モクマオウの枯樹皮下で冬眠中のチャスジを引っ張り出して撮影。冬眠中とは言え、22℃の温度は動き回るのに十分。ネットインしての撮影でないと無理だった。

今後の留意事項:[沖縄クモ図鑑]のイメージと少し異なる(もっと黒くて毛深い)ので、今後注意。
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# by nephila1 | 2005-01-29 00:00 | クモ目